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きっかけ①

old man monk tibetan lama teacher 1749360
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 小学校中学年ころだったと思うが、親の知り合いの一人息子(当時20代前半、長身細身口髭)が突然親元に帰ってきた。この人が私の人生を狂わせた(笑)、のちの「師匠」である。親元に戻って来た理由は、どうやらロクに働きもせず悪友と悪事を繰り返していたため親が見るに見兼ねてまっとうに仕事をさせるための強制帰還だったようだ。

 師匠はなぜか子煩悩でしかも仕事先が私の父と一緒(強制的にそうされたようだ)だったため、仕事が休みの日にはよく私の家に遊びに来ては、田舎町に一件だけあった温泉へ連れていってくれたり、家でファミコンをやったりして遊んでくれた。そして時には〇〇族、〇〇ナー、女性などなど都会での悪い遊びについて沢山話してくれたのだが、当時小学生の刺激が強すぎたのか、思春期早期の男児の頭と身体が大混乱したことを鮮明に覚えている。

 そんなある日曜日の午前中、いつものように深緑色の中古車(多分2ドアハードトップの)マークIIが自宅の団地前に停まった(因みに師匠は親が買い与えたスカイラインを地元の峠で廃車にしてきたらしい)。また遊びに来てくれたとウキウキしながら窓を開けると「出かけるから乗れ」といわれ私はすぐさま飛び乗った。 風呂屋に行くには時間が早いし、どこに行くのかと思いきや、既に想像はついていると思うが、そうパチンコ屋さん(地元の店よりも少し大きい隣町にある当時の有名チェーン)。当時10歳くらいの初入場であったが、そこは古き良き時代、入店も遊戯も咎められることなど一切なかった。

つづく・・・ 

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