その日はホームグラウンドの周年イベントにて時差オープン。こういう時は前日の下見はアテにならないが、狙いは導入２日目のおだてブタ。いつものように子供を学校に送り届けてからの出勤なのだが、時差オープンのためまだまだ時間がある。よってお気に入りの喫茶店へ。こうして喫茶店で出勤前にくつろいでいると、思い出すのは故田山プロのパチンコ日記。当時、それに憧れて毎回新聞片手に喫茶店からの出勤をしていたなー。最近は子供のこともあるし、禁煙の店ばかりなのであまり行かなくなっていた。
そんなことを考えながら抽選時間ぎりぎりにお店に到着。50人くらいのならびで15番目ならまあ良い方かな。いざ入店となったわけだが、なんと狙い台があっさり取られていてびっくり。まあクセがまだわからないので寄りがましなブタの第二候補台を確保し店内を一周。なんとなんと全く変わりなく新たな開きがない汗。いつもと変わらない状況に愕然とした。
とりあえず、ブタを打ち始めるが、当たらない。鳴きも寄りも悪くはないのだが、如何せんVが決まらない。5000円使ってやっと2回当たって、さらに30個ほど拾わせたところで1/40となりギブアップ。次はシマ移動されたTOKIOグリーン。移動前はクセ良しだったのだが、全然ダメ。3000円使ってやっと1回当たって、さらに30個ほど拾わせたところで1/35となりこれまたギブアップ。その時点で羽根物は同業者が多いのであきらめて、甘デジコーナーにて空き台を入念にチェック。やっぱりいつもと同じと思われたのでいつものアグネス。いつもとおり時給1500円くらいの回りなのだが、せっかくの周年イベントでこの程度とは納得がいかずいつも以上に全然気が乗らない笑。そうこうしているうちにさっきは先客がいてチェックできなかったパワフルの新台が空き台に。初見だが他入賞がノーマルでヘソはやや開き。これって？？？とありがちな希望的観測により試し打ち、上ムラで調子よかったのも束の間、8000円打ち込んでボーダーちょいしかなくあっさりギブアップ。
ちょうど貯玉も無くなったことだし、第二候補店へ移動することとした。それでもダメなら第３候補のガラガラ店舗にあるステージクセが良好のシンフォで時給1300円ほどで妥協と決めた。
ところが第２候補店をぐるっと一周するも目ぼしいのは微妙なエヴァ咆哮だけ。移動を決めかけたがまさかの一台だけあるTOKIOグリーンが25回当の1/20で空き台に。とりあえず打ち始めるとあたりは順調なのだが、思ったほど鳴かない。さらに打ち込むと、鳴きは10回/k（228個交換）、寄りも振り分けも悪く、結局1/25まで落ちたのが、午後8時。この時間から移動もできないので、もう半ばやけくそだが、以前から気になっていた咆哮を2500発ほど試し打ちしてみるもこれまたボーダーギリギリ。
長い１日がやっと終わった。マイナス32000円。全くいいところ無し。12時間以上打って期待値も5千円いくかどうか・・・。こんな日は数年ぶりのような気がする。どこで掛け違えてしまったのか、全てが反省材料。
朝一、ブタの狙い台を取れず、第二候補を見切った後に保険台で妥協しきれなかった自分の奢りかな。やっぱり、謙虚にそして優雅に愉しく・・・ってのがいいんだとつくづく思いました。